居酒屋を楽しむスタイルは色々とあります。
友人とわいわいと賑やかに飲むのも良いですし、時には一人でカウンターで静かに飲むのも良いものです。
居酒屋にはそれぞれ特徴が有り、お店の作りや雰囲気も重要です。
もちろんお店の人の人柄や、常連さんの雰囲気も、お店の居心地に大きく影響してきます。
出来れば居心地の良いお店で楽しい時間を過ごしたいものです。
当然、お店で出してくれる美味しいお酒や、お料理も大切で、特に、こだわりを持っている人であれば、その地域の特産や旬のもの、また地酒などが有るのかは気になる所です。
特に旅先で訪れるお店や、また、他の所から来た人を案内するお店では、そう言った特色のある所を選びたいものです。
一方で、気心の知れた人達や、大人数で気軽に飲むのであれば、チェーン店のような所だと気兼ねなく楽しめるという点もあります。
今まで言ったことが無いお店でも、チェーン店系だと入りやすいというのも一つの特徴でしょう。
居酒屋を楽しむ為には、TPOに合わせてお店を選びたいものです。
居酒屋とは、酒類を中心にそれに伴う簡単な料理も提供している飲食店で、主に提供するものが酒類である点で料理提供が中心のレストランとは異なっています。
酒類を主に扱う飲食店としてほかにバーやパブなどが挙げられますが、これらが洋酒を中心としているのに対し、ビール、チュウハイ、日本酒など和風のお酒が中心に提供され、酒類・料理共にメニュー数が多いということが特徴です。
日本での最古の存在記録は761年で、本格的な発展は江戸時代に迎えました。
お酒を販売していた店がその場でお酒を飲ませるようになり、次第に料理も提供していくようになったのです。
その後時代を経て1980年頃からチェーン店化がすすみましたが、これ以前の居酒屋は看板の代わりに赤ちょうちんを店先に掲げていたことが多かった為、チェーン店と区別して昔ながらのものを「赤ちょうちん」と呼ぶこともあります。
同じ理由から「縄のれん」と呼ばれることもあります。
近年では赤ではなく緑のちょうちんを掲げているお店もあり、これはカロリーベースで日本産食材の使用が50%を超えていることを示していて、日本の食料自給率を向上させる目的で2005年に北海道小樽市で始まり、3000店以上が加盟している活動です。
このように食材にこだわるほか、目の前で調理をしたり、店の中に生簀をおいたりして他の店との差別化を図る居酒屋は増えており、利用者は自分の好みや気分によってお店を選ぶことができます。
Last update:2022/12/23